平日の慌ただしさを引きずったまま迎える週末の朝。 ソファに深く沈み込みながら「せっかくの休みなのに何もする気が起きない…」なんて思うことはありませんか。
SNSを開けば朝陽の中で美しく整えられたテーブル手作りの丁寧な朝食…。 そんなキラキラした「丁寧な暮らし」に憧れつつも現実の自分とのギャップになんだか落ち込む。
「ちゃんとやらなきゃ…」と思えば思うほど空回りして疲れてしまう。 そんな休日の朝、私にもありました。
でもある日気づいたんです。 完璧じゃなくたってたった一つのお気に入りがあるだけで日常は驚くほど色鮮やかになるということに。
そんな私の「ある休日の物語」。特別なひとり時間は気分が上がります。
食器棚の奥の目が合った「あの子」
重い腰を上げていつものようにコーヒーを淹れようと食器棚を開けたその時でした。
いつも使うマグカップの奥でひっそりと佇む一つのコーヒーカップとふと目が合って。
奮発して少しずつ家に迎えた私のお気に入りのカップたち。

「最近使ってあげられてなかったね」 心の中で話しかけながらカップを手に取りました。
「そうだ。今日はこの子のために少しだけ丁寧にコーヒーを淹れよう」
その瞬間、灰色だった休日の朝が少しだけ色づき始めた気がして。
一杯のコーヒーが「特別」になるまで
まず取り出したのは週末のためにとっておいた特別なコーヒー豆。 インスタントも手軽で良いけれど今日は豆から。
ある日、友人が淹れてくれたコーヒーを何気なく飲んだら「これ美味しい…!」って感動したんです。
どこで買ったのか聞いたら「ポストコーヒー」っていうサブスクを教えてもらって。気になってすぐに調べてみたんです。

簡単な「コーヒー診断」に答えるだけで約200種類以上のスペシャルティコーヒーの中から自分好みのコーヒーを選んでくれる。
しかも毎月、自宅のポストに届くから受け取りの手間もなし。ハズレなしでおすすめです。
心を整える淹れる時間

このバルミューダの電気ケトルは私の相棒。細く美しい注ぎ口がすごく気に入っていてお湯の量や速度を自分好みにコントロールから理想的なドリップができるんです。
見た目もおしゃれで使うたびにちょっと気分が上がります。

ガラスのサーバーにコーヒーが落ちていく様子を見るのが至福の時間。
中にコーヒーの香りが満ちてきたらいよいよお湯を注ぎます。
焦らずゆっくり。ふっくらと膨らむコーヒー豆。 ポタ…ポタ…とサーバーに落ちていく雫の音。何もせずただ待つ。
この時間が忙しい毎日で置き去りにしてきた自分の心と向き合う大切な瞑想の時間なのかもしれません。
物語の完成と味わう時間

淹れたてのコーヒーを今日の主役である「あの子」にそっと注ぎます。
ベランダから見える景色といっしょに。 いつものコーヒーのはずなのに体の隅々まで温かいものがじんわりと染み渡っていくのがわかります。
カサカサだった心が潤っていく感覚。 特別なことなんて何もしていない。
ただ…お気に入りのカップで少しだけ丁寧にコーヒーを淹れただけ。
それだけで、休日の朝はこんなにも「特別」になる。
そうそう可愛いコーヒーカップを見つけました☕️今度、新しくお家に迎える予定です。
完璧じゃなくていい…これが私の「心地いい暮らし」

「丁寧な暮らし」って何もかもを完璧にこなすことじゃない。
毎朝、手の込んだ朝食を作れなくたって部屋の隅に少しホコリが溜まっていたって大丈夫。
自分の心が「きゅん」とするお気に入りを暮らしに迎えてそれを大切に愛でる時間を作る。
そんな「一点豪華主義」が私にはちょうどいいみたい。
おわりに物語に登場したアイテムたち
私の休日を彩ってくれる愛しいモノたちを紹介します。
1. 主役のコーヒーカップ
2. 週末のご褒美コーヒー
3. 名脇役の見た目も機能も大満足の電気ケトル
南部鉄器で淹れるコーヒーも格別!
本物の鉄瓶に興味のある方はこちらをご覧くださいね。

