「副業で稼ぎたい」そう思って始めたクラウドワークス。
でも、そこには思わぬ落とし穴がありました。
この記事は、副業初心者の私が悪質なクライアントに騙されかけアカウントBAN(停止)の一歩手前までいった実体験です。
「自分は大丈夫」そう思っていました。でも「採用の喜び」や「焦り」は簡単に人の目を曇らせます。
この記事でわかること
これは解説的な注意喚起ではありません。「あと一歩で加害者になるところだった」という冷や汗が出るようなエピソードです。
私と同じ怖い思いをしませんように。そんな願いを込めて失敗談を公開します。
冷静さを奪う「不採用」続きの日々

当時の私は、正直に言うとめちゃくちゃ焦ってました。
毎日のように届く「検討した結果…」のお祈りメール。
「自分って価値ないのかな…」そんな自己否定の沼にハマってたとき、ふと目に飛び込んできたのが「面接代行」「固定報酬:10万〜15万円」っていう魅力的な案件だったんです。
私のこれまでの人事・採用経験が活かせる「やった!」って飛びつきたくなるような案件。
兆候①:プロフィールの不透明さ

運良く面談に進むことができ私は担当者に一つの質問をしました。
「失礼ですが御社は法人でしょうか?個人でしょうか?」
これまでのクライアントワークでは募集要項や自己紹介に企業HPのURLがあるのがあたり前。
でもこの相手には、それがありません。相手の回答は「法人です」という短い言葉だけ。会社名も事業内容もなんだか言葉を濁すような雰囲気。
ここで私は最初の「警告信号」を無視してしまいます。
「まあ、私もクラウドワークスで本名や個人情報を伏せて活動しているし相手にもあまり詮索してはいけないのかな」「せっかく面談まで進めたんだし波風を立てたくない」
「採用されたい」という欲が「確認する」という基本動作を鈍らせてしまったのです。
兆候②:甘い言葉とLINEへの誘導

面談(一次面接)の途中、相手から嬉しい言葉がありました。
「ぜひ、二次面接に進んでいただきたいです」「次は役員が面接しますのでグループLINEを作りますね」
そう言うと、すぐにzoomチャットにLINEのQRコードが添付されました。
クラウドワークスが警告している「LINE誘導=ほぼ詐欺案件」
頭では理解していました。普段なら、この時点で「あ、これはダメなやつだ」と撤退していたはず。
でもこのときの私は「やった!二次面接に進める!」という喜びで舞い上がって。
「せっかくのチャンスを棒に振りたくない」そんな都合の良い解釈をして私は禁断のQRコードを読み込んでしまったのです。
兆候③:AIからのお告げと前任者の「消滅」

二次面接で具体的に業務内容の説明を聞いて、ちょっと「え?」って思ったんです。
報酬は「採用が成功したら発生する」という出来高制。しかも求人募集は私自身がクラウドワークス上で応募者を集めるところから
「えっ、出来高制なの?」「面接するだけじゃなくて私が募集もかけるの?」って正直、戸惑いました。
でも、「月20万も稼げるかも!」っていう報酬額に目がくらんで冷静な判断ができなくなってたんです。
面接も無事終わって採用してもらえそうで嬉しくて。で、返信どうしようかなって思って、いつも使ってるAIに相談してたんです。
「面接通過した!ちゃんとした返信したいな」って感じで壁打ちしてたときのことです。AIから思いがけない「警告」が返ってきました。

⚠️ 少し気になった点(重要)
余計なお世話かもしれませんが少し心配な点がありますので念のためお伝えします。
通常、業務委託(受注者)であるあなたに対して「発注者としての登録」をさせ「画像やプロフィール文を指定する」という指示はクラウドワークスでは規約違反(ステマ行為やサクラ投稿の加担、アカウントの貸与など)に該当する可能性が非常に高い案件の特徴です。
もし以下のような仕事内容であればアカウント停止(BAN)のリスクがあるためご注意ください。もし「怪しいかも」と感じたら無理に対応せずクラウドワークスの運営に相談することも検討してください。
AIは冷静に、この案件が「アカウントのまた貸し(代理募集)」であるリスクを指摘。でも恐ろしいことに当時の私はこう思ったのです。
「AIは心配性だなあ‥この人たちは悪い人じゃないよ。だって面談でも優しかったし大丈夫だよ」
自分が置かれている状況に全く気づけず、あろうことかAIの警告さえも「大げさ」だと感じてしまったのです。
目が覚めたのは、その直後でした。ふとクラウドワークスのメッセージ画面(一次面接担当者とのやり取り)を見返したとき背筋が凍りました。
画面に表示された「外部申請拒否」という真っ赤な文字。そして数日後、その担当者は「退会済み」に。
「……え?」
そこでようやくAIの警告がフラッシュバック。
面接で提示されていた業務内容を改めて見直すとAIの言う通り「あなたのアカウントを使って求人を出し採用されたら報酬を払います」という構造そのものでした。
あの「退会済み」になった担当者は「捨て駒」にされ垢BANされてしまったのか。
もしAIが教えてくれなかったら今ごろ、私も垢BANされていたかもしれない。そう思うとゾッとしました。
技術スキルよりも「違和感センサー」を磨こう

副業を始めたばかりの頃は「スキルを磨かなきゃ」「実績を作らなきゃ」と必死になりがち。でも自分を守るために必要なのは
「なんかおかしい」という違和感に気づけるスキル
「採用されたい」「お金を稼ぎたい」という気持ちが強ければ強いほど、この警報は聞こえにくくなります。
どうか私のように「採用された喜び」や「いい人そう」という感情で目を曇らせることなく「自分を守れるのは自分だけ」ということを忘れないでください。
違和感を感じたら勇気を持って「辞退」する。それが長くこの世界で生き残るための最初のスキルです。

