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大切な親を守る!認知機能低下の察知から見守り・災害対策まで

心地いい暮らし
心地いい暮らし



最近…親の老いを感じることはありますか。今は介護とまではいかないけれど…でも、それはいつまで?子供としては、いろいろ心配ですよね。

何かあっても慌てないよう「うちの親はまだ大丈夫」と思っている段階から準備や対策を始めましょう。

こんな人に読んでほしい
  • 親の認知機能が心配な時がある
  • 親のこと知らないことばかり(暮らし・ご近所付き合い・飲み薬・ほか)
  • 詐欺や悪徳商法に引っかからないか心配
  • 災害時の対策は何をしておくと安心か
  • 自炊の負担を減らせる方法はあるのか
  • 親の見守りグッズって何があるの


この記事では、離れて暮らす親に子供ができることの具体的な対処法を紹介します。もちろん、同居されている方も共通の対策があるので参考にしてみてください。

私は前職で多くの自治体・介護・医療の専門家と関わってきました。実際に私の親(80代)も離れてひとり暮らしをしてます。そんな経験を踏まえ、お伝えできればと思います。


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親の認知機能低下を把握するチェックリスト


  1. 収納や食器棚、クローゼットの中に全く関係ないものがある
  2. 火にかけて焦がした鍋やフライパンがある
  3. 指定日のゴミ出しができていないように感じる
  4. 集中力が続かなくなった
  5. 昔のことは覚えているが最近のことは思い出せない
  6. 同じことを何度も繰り返して話したり聞いたりする
  7. いつも探し物をしている
  8. 曜日や日付がわからず何度も確認する
  9. 料理の味が変わったり準備に時間がかかるようになった
  10. 薬の飲み忘れや飲んだかどうかわからなくなることがある
  11. 家電のリモコンや洗濯機など操作がうまくできない
  12. 失敗を指摘されると隠そうとしたり些細なことで怒るようになった
  13. 財布や通帳をなくして盗まれたと人を疑う
  14. 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった


親の日常を把握するには、会話で質問するのではなく日常の変化で察知しましょう。

親に普段の生活が心配で質問しても「大丈夫」と答えます。親からすると子ども世代は働き盛りだったり子育てをしていたり…。

子供に負担をかけまいと親は自分のことは後回し。実際は、自分の老いも受け入れられないこともあります。

認知機能が低下して身の回りのことができなくなっても、親自身がそのことに気づけない場合も。その結果、子どもは親が入院したり認知症が進んでから実態を知るという状況にもなりかねません。

具体的にどのようなことを心がけると良いのかを解説していきます。


親の普段の暮らしを知る

  • 日々の過ごし方
  • スーパーへの買い出し、食事メニュー
  • 交友関係
  • 健康面・かかりつけ医・飲んでいる薬の種類
  • お金の流れ


離れて暮らす親の体調、食事、近所付き合い、一日の生活パターンなど…どれだけ把握していますか?必要なサポートを提供するためには親の健康状態や生活環境を知ることが重要です。

親が遠方に住んでいる場合、生活に変化がないか定期的に連絡を取ったり、帰省の回数を増やすなど検討しましょう。

親の生活環境や健康状態に応じて、自分自身の生活スタイルについても早めに考えることができます。それでは、親の健康状態生活環境を把握するための具体的な方法をお伝えします。


日々の過ごし方

「最近、出かけている様子がない」「日中は寝てる時間が多い」など何気ない会話から親の日々の過ごし方を把握しましょう。

たとえば…

  • 外出しているか:「近所に⚫︎⚫︎店ができたみたいだね。行ってみた?」
  • 外出意欲:「最近、どこか行った?」
  • 日中や夜の睡眠確認:「⚫︎時の⚫︎⚫️ドラマ見てる?あれおもしろいよね」
  • 食事確認:「最近の食べたもので、おすすめある?」


みこ
みこ

日付や時間など数字が曖昧だと認知症の兆しもキャッチできます。




スーパーへの買い出し、食事メニュー

親と一緒にスーパーマーケットへ買い物に行ってみてください。親の日常生活の一部を直接、観察できる絶好の機会です。

親がメニューを決めリストを作り、品物を選ぶ様子を観察します。新鮮な野菜や果物の選び方、賞味期限の確認方法を見ます。

さらに、レジでの支払いの様子を観察してみてください。親が正確にお金を数えることが難しい、あるいは小銭を使わないような行動を取る場合、それは認知症の初期症状かもしれません。

親と一緒に買い物に行くことで、親の行動、理解力、意思決定能力に変化があるかどうかを判断することができます。これらの変化は、親が認知症の初期段階にある可能性を示す重要な指標です。


交友関係

実家訪問の際は、できるかぎり友人、ご近所さん、趣味仲間など普段お世話になっている方に会っておくことをおすすめします。

顔を見て「いつもお世話になっています、息子(娘)です」と挨拶しておくだけでも「顔の見える関係性」が生まれます。

何らかの理由で親と連絡が取れなくなった場合や、何か緊急事態が発生した場合に備えて信頼できる人物を作っておくことが大切です。


飲んでいる薬の種類やかかりつけ医を知っておく

親と過ごす中で親がお薬を飲む場面があるかと思います。どこが悪くて何の薬なのか確認しましょう。親が何らかの緊急事態に遭遇したとき、正確な情報を提供することで適切な医療を受けることができます。

親が飲んでいる薬の種類や、かかりつけ医を知っておくことは医療上、重要な情報で緊急時には大きな違いを生むことがあります。


親のお金の流れを把握する

お金に関する話題は、親子間でもデリケートで、なかなか切り出しにくいものですよね。お金の管理を他人に任せると警戒感を抱くことも。

しかし、計画性や判断能力が低下してくると自己の欲求をコントロールすることが難しくなり、高額な商品を次々に購入することもあります。

さらに、高齢者をターゲットにした悪徳商法や特殊詐欺に遭わないかという心配も。この問題を避けて通ることはできません。


コツとしては…

⚫︎家族の誰かひとりが親のお金の流れを把握する。親が心を開いている身内がベスト。
⚫︎預金や資産をいっしょに管理していこうと提案(親が主体で管理、子供はサポートを強調)



親との関係がうまくいってないなら第三者を介してサポート

親との関係性が良くない方は「どこまでならできるか」を考えましょう。あくまでも、できる範囲で。

無理に親と向き合いストレスで体調不調になってしまうこともあるため、関係性が破綻している人は第三者を介して関わるようにしましょう。

親に何かあれば、最終的に子供に連絡がきます。放置した状態では、ある日突然、問題を知るというリスクが発生。

第三者と言われても具体的な人が思い浮かばない場合があるでしょう。そこで、次からは自治体を活用する具体的な方法を解説します。




離れて暮らす親のケアは「地域包括センター」へ相談

画像:静岡県森町



親と離れて暮らしている場合、国の制度をどんどん活用しましょう!

【ざっくり解説】地域包括支援センターとは
  • 高齢者の暮らしを地域でサポートするケアシステム
  • 各種専門家が介護だけでなく普段の生活に関する相談にも柔軟に応じてくれる
  • 地域によって呼び名が異なる場合もある(詳細は地域のHPで確認)



「地域包括支援センター」は、福祉や医療などの行政と連携しながら高齢者のための適切な対応を行う地域拠点です。

遠くに住んでいる場合でも「家に様子を見に行ってもらいたい」といった相談が可能。親の居住区にある「地域包括支援センター」を事前に確認することをおすすめします。




親を悪徳商法・詐欺から守る

認知機能が低下すると「物忘れ」「計算ができなくなる」「相手の言うことを十分理解できない」などの症状が現れや、特殊詐欺や悪質商法によるトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

また、家族が知らない間に何度もトラブルに巻き込まれ、気付けば被害額が膨大になっていた‥ということも。

周囲が見守り詐欺に遭わないように事前の対策、また詐欺の被害を被っていないか配慮することが大切です。


家の様子について

  • 家に知らない人が出入りしていないか
  • 不審な電話のやりとりがないか
  • 家に見慣れないもの、未使用のものが増えていないか
  • 見積書、契約書などの不審な書類や名刺がないか
  • 家の屋根や外壁、電話機周辺などに不審な工事の形跡はないか
  • カレンダーに見慣れない事業者名などの書き込みがないか


親の様子について

  • 定期的にお金をどこかに支払っている形跡はないか
  • 生活費が不足したり、お金に困っていたりする様子はないか
  • 買ったことを覚えていないなど判断能力に不安を感じることはないか


みこ
みこ

オレオレ詐欺の電話も巧みな方法で仕掛けてくるから親子にしかわからない「合言葉」を決めておくといいですよ



災害時に高齢者を守るには

最近は、自然災害が多く自分たちもですが、離れて暮らしている親も心配ですよね。災害から身を守るには家族や周囲の皆さんの支援や見守りが必要です。

とにかく事前に情報を集め災害への準備を進めることが大事。家族みんなで話し合い災害準備を進めましょう。

まずは、地域に関する情報は地元の役所で入手。「地域の災害リスク」「防災の手引き」や「ハザードマップ」を参考に、地域の過去・未来の災害リスクを確認。

  • 地域情報の入手(防災無線、地元メディア、自治体のメールなど)
  • 緊急事の高齢者への支援の有無
  • 避難所の場所と避難ルート
  • 町内会などによる避難・防災訓練などの有無


家の中の安全確認

  • 耐震補強の有無
  • 寝室(いつも寝ている場所は安全か)


「災害準備ノート」に重要情報を記載し持ち出せるように準備してあげる。内容は定期的に更新。

家族間で緊急時の連絡方法を決めておくことも大切。大災害時には通信が困難になることも。とは言っても、高齢の家族は情報機器が苦手な方が多いですよね。

災害以外でも、人感センサーを使って安否や生活状況を24時間、確認できるシステムがあれば異変を早期に察知でき離れていても救急車を呼ぶなどの対応ができます。

高齢者の安否確認には、情報の共有と連携がとても重要。見守りグッズをうまく使いこなし事前に準備をしておくことをおすすめします。



【厳選】おすすめ安否確認グッズ2選


クチコミなど評判が良い見守りグッズを紹介します。普段の暮らしで自然に見守ることができるから親も抵抗なく受け入れてくれると思います。選択肢の一つとして参考にしてみてください。


電球で見守り

親と連絡が取れなくなった時、すぐに駆けつけることができないので心配ですよね。電球のON/OFFを検知して1日の間に点灯と消灯の動きながい時だけメールでお知らせが届くシステム。


みこ
みこ

トイレやお風呂、寝室の電球を変えるだけ。スマホからライトのON / OFFが確認できて安心です。うちも使ってます。




冷蔵庫で見守り


冷蔵庫に設置した端末がドアの開閉を検知。一定時間動きがない場合のみ異変をスマホアプリに通知が届きます!




買い物・料理の負担も減らしてあげよう!宅食サービス

一人分の食事の準備が面倒で、スーパーで惣菜や弁当の購入に頼ると、塩分や脂質の摂取が多くなりがち。買い物や調理が負担になっている声を多く聞きます。

高齢者のひとり暮らしに、月に数回の宅食サービスを取り入れてる方が増えてます。ここでは、人気で安心の宅食サービスを紹介します。


和洋中で飽きない「わんまいる」

画像 わんまいる公式



みこ
みこ

一品ずつ真空パックになっているから、本人のペースで利用できます。




【シェフの無添つくりおき】冷凍のお惣菜をご自宅へお届け

画像 シェフの無添つくりおき公式



一流シェフが丁寧に手作りしたお惣菜を冷蔵状態で届きます。もちろん保存料などの添加物は一切不使用。健康で安心な食事をサポートできるよう全体のバランスを考慮。



買い物の負担を減らす

買い物は予想以上に大変。重い荷物を持って歩いたりなど、長時間の買い物は疲れます。そんな時は宅配サービスを利用してみてはいかがでしょうか。体力だけでなく店舗での混雑を避けることもできます。

無添加食品の宅配サービス らでぃっしゅぼーや

画像 らでぃっしゅぼーや公式




みこ
みこ

親のライフスタイルに合わせたコースをセレクトしてあげてみてもいいですね。



さいごに


親と離れて暮らしていても出来ることはたくさんあります。

家庭の状況はそれぞれ異なりますので、自治体や町内会、民間のサービスを活用して最も適した見守り方法を見つけてください。

親のケアは大変です。さまざまなサービスを利用することで少しでも楽になると良いですね。ご自身の生活を大きく変えず親が安心して暮らせる方法を検討する際の参考になればと思います。


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