「いろんな案件に応募してるけど採用してもらえない」
「低単価でなかなか収入が得られない」
こんな悩みを抱えているWebライター初心者の方が多いのではないでしょうか。Webライターは気軽に始められる分、競争も激しいですよね。
私は現在、Webライターとして2年目を迎えています。スキルも知識もない初心者から文字単価1円〜2円の案件を多く獲得してきました。
「経験」と「知識」を価値に変えて文字単価1円以上の案件に応募することをおすすめ。そこで「初心者から文字単価1円以上の案件を受注するコツ」についてお伝えします。
低単価案件から早く抜け出し時間と労力に見合う案件を受注していきましょう!
クラウドソーシングで高単価案件を狙う
webライターを始めるなら最初はランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトに登録している方も多いですよね。
まだ登録していない方は、どんなジャンルの案件があるかのぞいてみてください。初心者でも取り組みやすい案件がたくさんあります。
「手数料が高い…」という意見がありますが豊富な案件数と報酬の未払いやトラブルから守ってもらえると思うと手数料は安心料とも言えます。
実績が積み上がり自分で案件を獲得できるようになったらクラウドソーシングを卒業しましょう。
基礎知識は後から! メディア対応力を磨いて高単価案件を狙う
Webライターは、様々な形式の文章を書く機会が多いです。ブログ記事、プレスリリース、ランディングページ、企業コラム、メールマガジン、SNSからYouTubeシナリオ作成まで。
それぞれのメディアは特徴、文字数、文章のトーンが異なります。
情報を集めて解説文にすることはAIでも可能。それよりも様々なウェブメディアに対応する能力を磨きましょう。
それぞれのメディアの特徴を理解して幅広いライティングスキルを身につけるほうが
ご自身でもブログやnote、SNSで表現力を鍛えるほうが高単価案件が狙える近道になります。
なぜ経験だけで高単価案件が狙えるの?
ネットには本人の経験から生まれた情報って少ないです。多くの記事は、すでにある情報を集めて読みやすくまとめているだけ。
自分の経験や調査から得たオリジナルの情報を「一次情報」と言いますが最近では、この一次情報がすごく価値があると言われてます。
直接の経験や観察から得られる情報は、信頼性と価値が高くサイトの信頼性と評価をアップさせる要因に。最近の検索エンジンもオリジナリティと価値のある内容を重視。
一次情報を使った記事は上位表示されやすいメリットも。自分が経験したことを自分の言葉でまとめた一次情報はすごく価値があるんです。
経験の活かし方
実績やライティングスキルがなくても大丈夫です。自分の強みを活かしてプロフィールや提案文でアピールしましょう!
経験や知識を強みにする具体的な方法です。
- 保有資格で専門性をアピール
- 職歴を武器にリアルな記事を執筆
- 育児や料理で培った経験を差別化ポイントに
- 趣味で培ったマニアックな知識を活かす
- 地域限定の記事で地域密着型ライターに
資格で高単価案件をゲット
法律、人事、医療、IT系、金融など専門知識が必要とされる分野は高単価案件が豊富に存在。
これらの分野で培った知識や経験を活かせる案件は、単価が高く安定した収入を得られる可能性が高いです。
リアルな記事で差をつける職歴を活かす
資格はなくても仕事で経験した業界や職種ならではの知識や経験を活かせる案件はたくさんあります。
現場で培った知識や経験を活かせる記事は、リサーチで執筆する記事よりも説得力があり読者の共感を呼びます。
ライフスタイルを活かして高収入! 育児や料理で高単価案件を獲得
子育て、料理、掃除など日常生活で培った経験も差別化ポイントとして活かせます!
これらの分野は専門知識を持つ人が少ないため、独自の記事を執筆することで差別化しましょう。
マニアックな知識で差をつける趣味を活かす
推し活、ゲーム、占い、読書、アウトドア、車、映画、芸能ネタ、スポーツなど趣味で培ったマニアックな知識も記事のネタとして活かせます。
マニアックな知識は、ライバルが少なく独自の記事を執筆することで差別化を図りましょう。
経験ゼロでも大丈夫! 地域限定の記事で高単価案件を獲得
その地域に住んでいる人にしか書けない記事は地域密着型ライターとして活躍できるチャンス!ライバルが少ないのが特徴です。
【体験談】webライター初心者から文字単価1円でスタート!
私がwebライターで初めて受注した案件は地域情報発信のカフェ紹介。
地方在住という自分の強みを価値に変えてクライアントに提供(文字単価1円×3000文字)
そのほかに…
すべての案件は文字単価1円。文字数は5000〜10000文字。初めは多くの文字数を書きライタースキルを身につけます。
この考え方で行動すると実績が積み上がり「初心者・未経験」という肩書きが早く取れます。何事も現場経験、実践あるのみです。
経験はすべて財産!
私たちが普段、あたり前だと思っていることが他の人たちにとっては価値のあることかもしれません。
「まだ初めてだから…」と遠慮しないで自分の経験をどんどん共有してみてください。自分だけが書ける、自分ならではの視点や体験を元にした記事は読者にとって新鮮で魅力的。
「1文字あたり1円未満の仕事はお断り!」と自分の価値をしっかりと認識し、それに見合った対価を求める姿勢も大切。
初心者だからこそ、ちょっぴり大胆に自分の価値を下げず応募してみてはいかがでしょうか。
【初心者注意】Webライターやってはいけない5つの案件
Webライター初心者が避けた方がいい案件の特徴をお伝えします。
- 専門知識が必要な分野
- 一度に大量の納品が必要な案件
- 報酬が極端に低い案件
- クライアントの評判が悪い案件
- 作業工程が多い案件
専門知識が必要な分野
専門知識がない、または興味がないジャンルは初心者は避けた方がいいでしょう。たとえば、金融や医療などの専門分野は正確な情報が必要。これには、きちんとリサーチをする必要があります。
興味がない分野ほどリサーチに時間がかかります。記事を書くためには他人に説明できるほど詳しくなる必要があり執筆に時間がかかります。
一度に大量の納品が必要な案件
初心者は、一度にたくさんの案件を受けるのは避けましょう。記事作成が初めての人が、たくさんの仕事を受けると納期を守るために頑張りすぎてしまい体調を崩す可能性があります。
さらに、急いで書くと記事の質が下がり信頼を失い仕事が続かなくなるかもしれません。ウェブライティングが初めての人は、1記事あたり2,000〜3,000文字の案件から始めることをおすすめ。
1ヶ月に5記事までと決めておくと余裕をもって仕事をこなすことができます。慣れてきたら少しずつ仕事の量を増やしましょう。
極端に報酬が低い案件
Webライティングの仕事には報酬がとても低いものもあります。たとえば、0.5円以下の案件。たくさん時間を使ってもあまりお金をもらえず疲れるだけ。
低単価案件は「経験を積む」ためだけと割り切って応募しましょう。
評価の低いクライアントの案件
クラウドワークスではクライアントの情報をチェックできます。評判の悪いクライアントは理由があります。
このようなクライアントを見つけた場合、応募しない方がいいです。悪質なクライアントの見分け方は次で詳しくお伝えしますね。
作業工程が多い案件
Webライティングは、記事を書くだけではありません。構成を考えたり写真を選んだりWordPressに直接、投稿する作業があります。作業量が多い案件ほど報酬は高い。
でも、Webライター初心者は記事を書くだけの仕事を選ぶことをおすすめ。理由は、時間と経験が必要だからです。まずは記事を書くことに集中して慣れてきたら、作業工程が多い高単価案件に挑戦してみてください。
悪質なクライアントや詐欺案件も要注意です。こちらの記事で詳しく解説。
ライティングスキルよりも大切なこと
Webライターのスキルよりも大切なことは基本姿勢です。音信不通になったり返信が遅かったりするライターが多いのも事実。
webライターが増えて人間的に未熟な方も多いと聞きます。案件獲得と継続につながるかはクライアントとの信頼の上で成り立ちます。
ライターのスキルは未熟でも仕事を受ける立場としてプロフェッショナルな態度で信頼できるパートナーであることをクライアントに示したいですね。
さいごに
自分の経験に基づいた文章は、具体的な問題解決のアドバイスを提供することができ読者の共感を呼びます。これこそが心が動かされる瞬間。
必ずしもライターとしての経験年数や実績数が重要ではありません。自分だけが書ける価値ある文章に自信をもって高単価の案件に挑戦してみてくださいね!