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マタハラで悩んでいる方へ・法律で守られていることを知って対処しよう

ワーママ・パパの悩み


ワーママ、パパは、ただでさえ肩身が狭い…と感じながら働いているのに上司や同僚から嫌味を言われてストレスになったり簡単な仕事しか任せてもらえず取り残されている感があったり。

子育ての重労働に加え精神的なストレスも抱えながらの両立は本当に大変ですよね。この記事では職場では、マタハラに悩んでいる方へ法律を理解しながら対処する方法を解説していきます。





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さくっと「マタハラ」の基礎知識

法律・マタニティハラスメント2つの型
  • 「制度利用」への嫌がらせ型
  • 「状態」への嫌がらせ型


「制度利用」への嫌がらせ型

法律で定められているにも関わらず育児制度の利用を拒む企業があります。フルタイムで働ける人以外、辞めてほしいと思っている古い考えの経営者がまだいるのも事実です。

違反している場合、行政指導が入り勧告に従わなかったり虚偽の報告を行った場合は罰則として企業名の公表と、最大20万円の過料の処分になります。


✔︎ 育児に関する社内制度の利用を阻害する言動
✔︎ 制度等利用を理由に解雇や降格、配置転換、契約更新をしない



例えば・・・


育児パパ
育児パパ

制度を申し出たら長期間は困ると言われた

育児パパ
育児パパ

制度を利用したら役職を外され理不尽な減給をされた

育児ママ
育児ママ

制度を利用したら事務職から倉庫作業に異動させられた

育児パパ
育児パパ

上司から「男性なのに短時間制度を取るの?」と言われた

悩み中
悩み中

契約社員だけど育児制度を利用したら契約更新しないと言われた

育児ママ
育児ママ

「こんな忙しい時期に短時間勤務するなんて」「私たちにしわ寄せがくる」と言われた


「状態」への嫌がらせ型

✔︎ 妊娠・出産を理由に解雇、その他不利益な取り扱い
✔︎ 妊娠・出産を理由に嫌がらせをする言動


例えば・・・

育児ママ
育児ママ

正社員なのにパートに変更しないかと提案された

育児ママ
育児ママ

無理しないで家でゆっくり子育てしたらと退職をすすめてきた

育児ママ
育児ママ

いつ休んでもいいように業務量を極端に減らされた



職場でこのような対応を受けたら法違反です

✔︎ 解雇を示唆するようなことを言われた
✔︎ 正社員からパートになるよう言われた
✔︎ 上司から制度を利用しないように言われた
✔︎ 同僚から何度も制度の利用を止めるように言われた
✔︎ 仕事を取り上げられ雑用をさせられた
✔︎ 同僚から繰り返し「今の時期に妊娠すべきではなかった」と言われた

【参考資料】厚生労働省 働きながらお母さんになるあなたへPDF



マタハラは我慢しないで声をあげる


本人が望んだり会社と本人が合意のうえで進めるのは問題ないのですが会社からの一方的で不本意な決定は違反になります。

本人は納得したという企業がありますが会社の指示として逆らえない背景があるため強要したとみなされます。

このように会社の対応に納得がいかない場合は泣き寝入りしないで、しっかり理由や根拠を確認し、話し合っても納得できない場合は、行政機関へ相談しましょう。



国の相談機関(厚生労働省 都道府県労働局)

✔︎ 会社に相談できない。したくない
✔︎ これってマタハラなのか自分では判断ができない
✔︎ 国の機関からアドバイスを求めたり、情報提供を受けたい

という理由で労働局へ相談もOKです(匿名可)仮に社名や氏名を伝えても秘密厳守のため本人の許可なく会社に連絡したりしません。

相談者の意向に沿った対応をしますので安心してくださいね。ただし相談者が改善を望むのであれば労働局が会社側へ調査に入り改善に向けて行政指導を行うため名乗ることになります。

どうしても匿名で解決したい場合は労働局から会社へ「定期的な調査です」と言って入ってもらえるか相談してみましょう。

相談窓口はこちら 無料・予約不要・秘密厳守 都道府県労働局 



子育て社員が両立を諦めてしまう会社の特徴

子育て社員にとって働きやすい職場は、まだまだ少ない現状があります。以下のような特徴がある会社は子育て社員が両立を諦めてしまう原因となります。

子育て社員が両立を諦めてしまう会社の特徴
  • 人手不足が常態化。業務が回っていないため子育て社員が仕事を抱え込まざるを得ない状況
  • 短時間勤務に関する雰囲気が悪く子育て社員が働きやすい環境が整っていない
  • 上司や同僚から子育てしながら働くことについて理解を得られない
  • 同じ立場のワーママと相談できる環境がなく孤立してしまう
  • 会社が提供している育児制度を利用している社員が少なく周囲のサポートが不十分


上司や同僚が理解や協力をしてくれない…という問題ではなく会社として本質的な課題があります。子育て支援をしない企業は離職率が高く、求人を出しても人が集まりません。


どうしても職場の理解を得られないなら離れる

子育てに理解のある職場や環境を求める
  • 子育てしながら働きやすい会社へ転職する
  • 在宅ワークの仕事を探す



本人がいくら努力してもうまくいかないケースもあります。残念ながら多様な働き方に協力的でない企業まだまだ多いです。

自分なりに頑張っても価値観の違う人たちや、そのような社風の中では神経が擦り切れるばかりです。心身が壊れ子育てに悪影響がでないうちに会社を離れるのもひとつです。

なんとか今までやってきた。「でも、もう限界かも」という時に全く知らない先輩ママから話を聞いてもらい客観的なアドバイスをしてもらうのもアリかと。

ココナラで先輩ママに相談してみる





時間と場所に縛られない働き方を検討する

ワーママの主な働き方は大きく「正社員」「パート」「自営業、フリーランス」の3つです。

正社員の場合でも出産直後からフルタイムで働く人、子どもがある程度大きくなるまでは時短勤務にする人、勤務先によってはテレワークを選択する人など、さまざまな働き方があります。

自分のスキルや知識を活かして多様な働き方を検討してみるには良い機会かもしれません。

完全リモートワークの会社ってどうなの?

ワーママにとっては通勤や保育園送迎時間を大幅にカット!急なお迎えや学校行事への参加も気を遣いながら有給休暇を申請しなくても大丈夫。

時短正社員は給与カットや時間的な制約を受けますがリモートであればフルタイム勤務も可能に。リモート導入企業や、短時間、フレックスタイム制も多く家庭と仕事の両立がしやすい企業が多数ありますよ。

登録無料です。興味のある方は、どんな仕事があるかチェックしてみてください。



みこ
みこ

わたしも活用中。安心して取り組んでます^^





さいごに

子育て中にストレスを感じ、会社で嫌がらせを受けることはますます忙しい日々に追われる中で本当に余計な負担ですよね。

そのため悩んでしまい退職や転職を考えるワーママを多くみてきました。もしマタハラに悩んでいるなら早めに見切りをつけて行動することが大切です。

ひとりで抱え込まず、まずは誰かに打ち明けてみてくださいね。気持ちの整理がついたら、あとは自分が望む状態に行動するのみです。