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【移住体験談】地方移住で後悔しないために知っておくべきこと

心地いい暮らし
心地いい暮らし

都会での慌ただしい生活に疲れを感じていませんか?

私も以前は地方移住に夢を描きスローライフへの憧れを抱いていました。でも実際に移住してみると想像していた田舎暮らしとは少し違う現実が待っていたのです。

わたしは東北の秋田県(山奥)で生まれ育ち仙台、東京、神奈川に移り住み、現在は地元の秋田にUターン。この記事では、私の経験を通じて「移住地の決め方」「移住前に調べておくこと」「田舎暮らしの実態」をお伝えしていきます。

理想と現実の間で揺れ動いた私の体験が、これから地方移住を考えている皆さんの参考になればと思います。

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移住の目的・ライフプランを明確にする


価値観やライフスタイルに合った移住の目的を明確にすることが軸になります。

「何を優先したいか」
「どんな環境で暮らしたいか」
「どのような仕事や活動をしたいか」
「理想の住環境はどのようなものか」
「生活費の予算」


このように移住して叶えたい暮らしを具体的にイメージすることが大切です。

自然に囲まれた場所でのんびり暮らしたいなら山や海の近くがぴったり。農業やアウトドアが好きなら田舎や自然が豊かな場所が合っています。

文化や芸術を楽しみたいなら歴史のある街や文化施設がたくさんある場所がいいですね。子育てを重視する場合は支援制度や教育が充実していている場所が理想的。

この先、さまざまな情報に触れていく中で軸がブレないように叶えたい暮らしを言語化することをおすすめします。

移住先の候補地を絞り込む

本当に譲れない条件を3つまでに絞りましょう。

希望が多すぎると移住の実現が遠のいてしまいます。いくつかの具体例を挙げてみましょう。

車がない場合、日常生活の利便性が重要。スーパーや病院が近く徒歩、自転車、バスで行動できるエリアが理想的。公共交通機関が充実し必要な施設が徒歩圏内にある場所が望ましいです。

次に自然環境に関する希望です。海と山のどちらも望む人もいれば特定の環境にこだわる人もいます。例えば、マリンスポーツが趣味なら海沿い、キャンプが趣味なら山間部や自然豊富なエリア、雪が降らない土地を望むなら温暖な地域。

これだけでも、かなり具体的に候補地を絞ることができます。

移住前に確認すべきこと

候補地が決まったらあとはリサーチ。ここでは7つのリサーチポイントをお伝えします。

気候・自然環境

地球温暖化の影響で寒かった地域が暖かくなり雪が降らない地域に雪が降ったりしていますね。以前は冬が厳しかった地域でも今では過ごしやすくなっていることがあります。

同じ県内でも「沿岸部」「山沿い」「平野部」で気候がまったく異なります。気候の特徴を理解することは移住地を選ぶときにとても大切。

災害リスク

災害リスクは移住先を決めるうえで大切なポイントです。地震、水害、台風、土砂災害、洪水、河川の氾濫など過去にどのような災害が発生しているかを事前に調べておくと安心。

過去に大きな水害を経験しました。詳細はこちらの記事です。

交通アクセス

地方では中心部から離れると移動には車があると便利ですが車を所有しない方はバスや電車などの公共交通機関を調べておきましょう。

バスの運行頻度やルート、電車の駅までの距離などを事前にチェックしておくと安心です。地域によってはコミュニティバスや予約制の乗り合いタクシーなどのサービスもありますので確認してみてください。

雪国では冬に自転車に乗るのが難しくなります。冬の移動手段を別に考えておくことを忘れずに。地方での移動手段を確保することは本当に大切。

車を所有するか公共交通機関をうまく活用するかを前もって計画することで行動範囲が広がります。最近は地方でカーリースも人気。すべてコミコミで月額定額のサブスクなのでコスパ最強。

車がないと不安に感じる方や生活費を圧迫したくない方はチェックしてみてください。

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移住地の物価を知って生活費を把握

「地方は安く生活できる」と思っている方も多いですよね。が実際は物価高騰で都市部とあまり変わりません。移住地の物価を知る方法は以下をリサーチしてください。

  • 家賃相場
  • 有料駐車場料金
  • 都道府県の最低賃金

実際に現地を訪れて自分の目で確認することもおすすめ。スーパーや日用品店を回って物価の感覚を掴みましょう。

住む場所や季節で生活費も変わります。冬は暖房費タイヤ交換(ノーマルからスタットレス)など雪国では冬の出費が大きくなりがち。

さらに都市部に比べてインフラが整っていないことが多く下水道代が都市部より高額だったり。地方独特のコミュニティ活動や町内会費(行事や祭り)もけっこうな出費になることも。

仕事の探し方

移住前の仕事を続けない方は新しい場所でのお仕事探しが必要になりますね。起業を考えている方は自治体の起業支援や助成金制度をチェックしてみましょう。

地方で地元就職を希望する方は地域のハローワーク求人を探すと良いですよ。地方では、まだまだハロワーク求人が最強です。

理想はリモートワークなどを移住前から整えておくと新生活にもスムーズ。移住前に地方の仕事を探したい方はこちらの記事をチェックしてみてください。


移住地の特性や治安

風習や文化、地域住民が自分に合うかどうかは実際に長く住んでみないとわかりませんよね。新しい場所での生活が想像と違ったり風習や文化がどうしても自分に合わなかったりすることも。

移住先の治安については過去のニュースや犯罪発生状況など防犯情報を活用。実際にその地域に住んでいる人たちの口コミや体験談も参考に。

とくに子育てや高齢の家族がいる場合、安全な環境であることがとても大切です。

行政の取り組み未来予測

移住地が気に入れば老後もその地で過ごすことになるかもしれません。今後の人生を預ける地域の行政がどのような取り組みをしているのかしっかり確認しないとですね。

例えば高齢者向けの福祉サービスや医療施設の充実度、支援制度など詳しい情報を集めましょう。

行政がどれだけ真剣に地域の発展に取り組んでいるか姿勢や最新の取り組みを知ることで安心して移住計画を進めることができます。

政府がデジタル田園都市国家構想の戦略として地方の人口不足の対策を推進中。地方自治体は危機感が高まり次々に手厚い支援策を打ち出しています。

移住でやってはいけないこと4選

移住の初期段階で控えてほしいこと4つにまとめました。

 
それぞれの理由を詳しくお伝えします。

気候の良い時期に移住地を決めない

移住先を決める前に、最低でも春と冬の2回は現地へ行きましょう。できれば四季すべてを体験するのがベスト。とくに冬の生活がどんな感じかを確認することが大切です。

春や秋の良い季節だけを見て決めるのは危険。その土地の大変な面もしっかり知っておく必要があります。

季節によって暮らしやすさは大きく変わります。思った以上に寒かったり暑かったりすることも。夏は虫が多かったり秋から冬は野生動物が出てきたりと季節ごとの問題もあります。

だからこそ、しっかり体験してから決めてくださいね。

移住者交流会や地域の発信内容をうのみにしない

地域が開催している移住イベントでは、その土地の魅力的な部分は詳しく紹介されますが実際の生活の課題や不便な点などのマイナス情報はほとんど発信されないのが現状です。

多くの自治体が人口減少に悩み積極的に移住者を誘致したいという背景があるためで避けられない状況とも言えます。そのため移住イベントには地域の情報収集だけでなく将来の移住生活で役立つ人脈作りの機会として参加することをお勧めします。

移住前に知っておくべき現実的な課題や不便な点については自ら積極的に情報を集める必要があります。

そこで重要になってくるのが田舎暮らし体験やお試し移住プログラムを利用してすでにその地域で生活している方々の率直な意見や体験談を直接聞くことです。

実際に現地の民宿やゲストハウスに滞在して経営者の方から地域の実情を聞いたり地元のコミュニティに参加したりするなど、できるだけ多くの現地住民との対話を通じてリアルな地域情報を集めてください。

初めから山奥の一軒家は避ける

山奥の古民家での暮らしには予想以上の課題があります。まず古い建物の改修には数百万円から数千万円の費用がかかることも珍しくありません。また、夏は蚊や蜂、ムカデなどの虫が多く冬は隙間風が入って寒さが厳しく光熱費もかさみがち。

豪雨や積雪で山道が通行止めになり日常生活に支障が出ることがあります。スーパーまで車で30分以上、病院も遠く生活には不安が残ります。そのため都会暮らしの方には山奥の古民家生活は予想以上に難しいかもしれません。

おすすめの進め方としては、まずは交通の便が良く生活インフラが整った地方都市での暮らしから始めることです。そこで地方暮らしの基本的なスキルを身につけ地域のコミュニティに馴染んでから徐々に山奥での暮らしを検討するのが賢明でしょう。

暮らす前に必需品をすべて揃えない

新生活をスタートする時は、まずは本当に必要なものだけを揃えていきましょう。そうすれば余計なものが増えすぎるのを防ぐことができます。

とくに田舎暮らしを始める場合は、都会とは違った生活スタイルになることが多いので楽しみながらゆっくり準備していけたらいいですね。

移住先の環境や生活スタイルは実際に住んでみないとわからないことがたくさんあります。季節による変化、地域特有の習慣、予想外の不便さなど実際の生活を送ってみて初めて気づくことばかり。

移住前は必要最低限の物だけを用意し実際の生活を始めてから現地で必要なものを調達することをおすすめ。

 移住者が多い地域を選ぶ

地方の集落では新しい住民を受け入れるまでにある程度の時間が必要なんです。これは地域のコミュニティが長年かけて築いてきた信頼関係や絆を大切にしているため。

「どこから来たのか?」
「何をしていた人なのか?」
「なぜこの地域を選んだのか?」


地域の人々は新しい住民について様々な関心をもちます。

最初は距離感を感じることもありますが徐々に信頼関係を築いていくことで地域の人々は驚くほど温かく接してくれるようになります。ただし、その関係性が築かれるまでの期間は精神的に少し寂しさを感じることもあるでしょう。

そのため、すでに都会から移住して成功している「先輩移住者」がいる地域を選ぶことをおすすめ。先輩移住者の経験やアドバイスは新しい環境に馴染む過程で大きな支えとなります。

  • 移住者の受け入れ体制が整っている
  • 移住後も相談できる環境がある
  • 移住先での横のつながりが広がる

「ふるさと回帰支援センター」都道県別の移住相談の詳細が見れます。

【体験談】移住のメリットデメリット


私の実体験から感じた地方暮らしのメリット・デメリットをこれから詳しく解説していきます。実際に地方で暮らしてみて気づいた生活の変化や都会では経験できない新しい発見など具体的な体験に基づいた情報をお伝えしたいと思います!

地方移住のメリット

地方暮らしって豊かな自然に囲まれて、季節ごとの美しい風景や可愛い小鳥たちのさえずりを楽しめますよ!

メリット
  • 自然に癒される
  • 新鮮な食材が食べられる!
  • 人の混雑がない!
  • 起業にチャレンジしやすい

それに地元の農家さんから新鮮なお野菜やお米を直接買えるのも嬉しいポイント! 都会の喧騒から離れて自分のペースでゆったり過ごせるのが最高です。

さらに家賃や物価も都会より優しめだし行政のサポートも受けやすいので夢だった起業や新しいチャレンジにも挑戦しやすい環境なんです!

みこ
みこ

移住者がプチ起業している方が多く、おしゃれなパン屋、カフェ、雑貨店が多いです

地方移住のデメリット

地方暮らしには少し気をつけたいことがあります。

デメリット
  • 飲食店、娯楽施設が少ない
  • お店の閉店時間も早い
  • 最低賃金が低い
  • 車がないと生活が不便
  • 自然災害やクマ出没対策

お店の営業時間が都会より短めだったりお給料が都会より控えめだったり車の運転が必要になったりと、ちょっとした生活の変化があります。

自然が身近にあるから台風や大雨、大雪などのお天気の変化や山のクマとの付き合い方も覚えていく必要がありますがこれも地方暮らしならではの素敵な経験に!

 最近は住宅地にもクマが出没しています。地方では避けられないクマ対策についてまとめた記事です。


地方移住して残念だったこと

地方暮らしで残念だったことをご紹介します。

残念だったこと
  • TV民放局が少ない
  • 求人「運転免許必須」の条件
  • 山間部は日照時間が短い
  • 冬は雪で道がない。自分が歩く道は自分で作る精神
  • 冬の暖房費は通常の倍。電気毛布がないと寒くて眠れない

テレビは民放局が1〜2局の地域も。でも今は動画配信サービスを活用すれば楽しめます! 公共交通機関は少なめなので運転免許があると行動範囲が広がって便利。

山間部では日照時間が短めですが室内で明るい照明を使うなど工夫次第で快適に過ごせます。冬は雪かきや暖房費増など新しい経験がありますが、これも地方ならではの素敵な生活の一部として楽しんでみましょう!

みこ
みこ

思わず笑ってしまったエピソードも紹介します!

地方移住おもしろエピソード

地方暮らしには笑えることがたくさん!

おもしろエピソード
  • CMや番宣で芸能人が県名を言ってくれるバージョンがある
  • 家と車のCMやチラシが多い。車や住宅フェアが多い
  • カフェは高齢者の公民館か学生の図書館(混雑)
  • 除雪用の雪ベラをコレクションしているおじいさんがいる

テレビを見ていると芸能人が県名を呼ぶローカルCMが流れたり自動車販売、住宅展示場のイベントも豊富。若い世代から持ち家や高級車に乗ってるのが普通な環境。

公民館や図書館、カフェは、高齢者から学生までみんなが集まる場所。さらに雪の多い地域では除雪作業が暮らしの大切な一部。地域のベテランの方々が雪かきの知恵を優しく教えてくれます。

さいごに

 移住には不安がつきものですが、あまり慎重になりすぎる必要はありません。大切なのは必要最低限の準備をして実際に暮らしながら徐々に整えていくという感じ。

新生活の立ち上げ期間は確かに大変かもしれませんが、これは誰もが通る道。この時期を「準備期間」と考えて気持ちに余裕を持って過ごすことをおすすめします。

収入は下がったけど幸福度が倍増!

  • 豊かな自然の中で心が癒される日々を過ごせます
  • 新鮮な食材を日常的に楽しめます
  • ストレスの少ない自分らしい生活を送ることができます

地方暮らしならではの魅力を存分に楽しんでください!自然との触れ合いがもたらすリフレッシュ感は都会では味わえない贅沢。四季折々の風景やイベント、キャンプ、海や川遊びなど新しい暮らしの楽しみが待っています!

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