東北や北海道には、四季折々の美しい景色を楽しめる観光スポットがいっぱい!
旅行は楽しいですが最近は気候変動が激しく季節や訪れる場所によっては「持ってくればよかった…」と後悔することも。
とくに季節の変わり目や観光地の街中と山沿いでは気温や天気が大きく異なります。
この記事では、地元民のわたしから東北・北海道旅行を快適に楽しむために季節ごとにおすすめの服装や必需品を詳しく紹介します。
旅行の準備をしっかり整えて東北や北海道の魅力を存分に味わってくださいね!
2024年9月〜11月の全国の気温と降水量
気象庁3か月予報:秋も全国的に気温高く季節の進みは遅い
気象庁の3ヶ月予報(2024年9月〜11月)によると西日本と東日本では高温が続き10月まで残暑が長引く見込みです。
引き続き熱中症対策が必要ですね。
とは言っても東北・北海道は朝晩は冷え込みます。
荷物が増えますが防寒対策は必須。
ちなみに9月から10月は秋雨前線と台風で雨が多い時期のため大雨への備えが必要とのこと。
旅行の服装は現地の気温や服装指数をチェックすることをおすすめします。
春(3月〜6月)服装・持ち物
関東・関西エリアは3月に入ると少しずつ暖かくなり初夏を待つばかりになりますね。
東北・北海道は、まだ少し寒い日が続きます。
4月に入っても雪が降るのでオール春服は危険。
【服装の基本的な考え方】
・薄手のコートまたはジャケット、厚手のパーカーで温度調整
・インナーは長袖
【あると便利なアイテム】
・手袋、マフラー、耳当て
・防水スプレー
3月の服装のポイント
春の訪れとともに3月に入ると全国的に雪解けの季節が始まります。
東北や北海道では、まだ寒い日が続くことが一般的。
訪れる方は寒さに備えて冬の服装を引き続き考慮することが重要です。
春の訪れが他の地域と比べて遅く3月でもまだ真冬のような寒さが続くことがあります。
寒さ対策としては、厚手のコートや手袋、マフラー、帽子などを準備し、寒風から身体を保護してくださいね。
また、雪道を歩く際に滑りにくい靴が安心。
春の訪れは心地よいものですが寒さが厳しい地域ではまだまだ冬の感覚で過ごします。
4月の服装のポイント
雪も溶けて少しだけ過ごしやすくなってきます。
地元民は車の冬用タイヤから夏用タイヤへの交換は4月上旬から中旬がピーク。
朝晩は冷え込み道路が凍っているから油断禁物
その日の天気を確認し防寒着に軽く耳あてやマフラーなどを活用すると良いですね。
マフラーだけ追加するだけで十分という日もあります。
ただし、まだ雪は残っていることもありますので足元は滑らないものを用意してくださいね。
5月・6月の服装のポイント
だいぶ過しやすい気温を感じられる日が多くなってきます。
10℃を超える日も出てくるのでトップスはブラウス、羽織はJジャンでもOK。
軽い羽織があれば、春の気候にも対応できます。
夏(7月〜8月)服装・持ち物
夏が短いので関東・関西エリアの初夏をイメージすると良いでしょう。
東北は他の地域に比べると涼しいというイメージがありますね。
夏は真夏日になることも少なくありません。
半袖など涼しい格好を意識するのはもちろん帽子や日傘、アームカバー、日焼け止めなどで紫外線対策を行うことも忘れないようにしましょう。
【服装の基本的な考え方】
・軽めのカーディガンなど薄手の羽織
・インナーは半袖
【あると便利なアイテム】
・帽子
・サングラス
・日焼け止め
・薄手の羽織もの
・熱中症対策グッズ(ハンディ扇風機など)
・虫除けスプレー、虫刺され薬
自然が豊かな場所は虫刺されに注意が必要です
7月・8月の服装のポイント
どんなに夏日と言われても最高気温が35℃を超えることは、ほぼありません。
早朝、日中、夕方、夜と体感温度に差があります。
暑さ対策よりも「肌寒くなった時の対策」として羽織は1枚持っておくと安心。
秋(9月〜11月)服装・持ち物
9月は残暑が残り10月になっても気温が下がらない予報が出ています。
天気予報を見る時のポイントは最低気温をチェック。
この時期は羽織物で温度調整しましょう。
【服装の基本的な考え方】
・9月〜10月は軽めのカーディガンまたは薄手の羽織を持つ
・インナーは半袖
・11月は冷え込む
【あると便利なアイテム】
・帽子、日傘
・サングラス
・日焼け止め
・薄手の羽織もの
・熱中症対策グッズ(ハンディ扇風機など)
・雨具、傘
9月〜10月の服装のポイント
9月後半から暑くもなく寒くもない過ごしやすい季節の到来!
アウトドアや野外スポーツ、旅行など外出する機会が増えそうですね。
ただし、夜や朝方は肌寒くなることもありますので羽織物は必要です。
最低気温と最高気温の温度差も忘れずにチェックすることをおすすめします。
9月は台風や雨量も多い予報となっていますので雨具も忘れずに。
11月の服装のポイント
11月には初雪が観測され冬の始まりを感じます。
平均が氷点下までにならないので防寒すればとりあえずOK。
軽い防寒対策では肌寒いため厚めのジャケットと長袖のインナーが必要になるでしょう。
外出時の防寒対策をしっかりおこないましょう。
冬(12月〜2月)服装・持ち物
さすがに冷え込みが厳しい季節に突入。
足元は風を通さないようにすることをおすすめします。
ダウンコートなどフード付きアウターがあれば、強風や雪のときに傘をさせなくても便利です!
【服装の基本的な考え方】
※建物の中は暖房ガンガンで暖かい外はマイナス気温
・ダウンコートの中は薄手のニットでOK
・インナーは防寒対策が必要
・足元は滑らない素材(雪がなくても道路は凍っている)
【あると便利なアイテム】
・帽、手袋、耳当て、カイロ
・タイツ(110デニール)裏起毛、発熱性の高い素材
・タートルネックかマフラー必須
・靴下は厚手で丈が長いもの
・足元は滑らないブーツ
・防水スプレー(防水対策しないと濡れてしまいます)ムートン気をつけて!
12月・1月・2月の服装のポイント
真冬でマイナス気温です。
宿泊先は暖炉や薪ストーブが多いでしょう。
部屋の中は心配ないですが外にいる時間が長い場合、マイナス気温に耐えられる服装が必須。
路面もツルツルなので歩く時は気をつけてくださいね。
雪道の歩き方
雪道を歩くコツがあります!
表面の雪がサラサラで柔らかそうに見えても、その下の層は凍って固いことがあります。表面と中の層の違いを考えて歩いてくださいね。
車で冬の観光地を訪れる方で雪道運転に自信のない方はこちらの記事をご覧ください。
さいごに
今回ご紹介した服装のポイントを参考にしながら事前に天気予報をしっかりチェックして現地の気温に合わせた服装で旅行を楽しんでくださいね!
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