PR

【きりたんぽ鍋】秋田県民直伝!食材選びからお取り寄せ・レシピ・シメ・お酒まで徹底解説

心地いい暮らし
心地いい暮らし

寒い季節に人気の鍋料理といえば秋田県の名物「きりたんぽ鍋」

寒い夜に家族や友人と囲む心温まるきりたんぽ鍋は格別。この記事では秋田出身の私が「きりたんぽ鍋」について詳しく解説します。

レシピや材料の選び方はもちろん、おすすめの付け合わせやお酒まで幅広く紹介。通販で買う時の注意点も。ぜひチェックしてみてください。

スポンサーリンク

自宅で簡単!本場のきりたんぽ鍋レシピ

秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」の作り方を紹介します。地元の食材と伝統的な調理法でご家庭でも本場の味が楽しめます。ぜひ挑戦してみてください。

参考動画:本場の大館きりたんぽ協会さん動画

材料(4人分)

  • きりたんぽ:4本
  • 鶏もも肉:1枚(約200g)
  • ごぼう:1本
  • まいたけ:1パック(約100g)
  • 長ねぎ:2本
  • せり:適量
  • 水:800ml
  • しょうゆ:大さじ4
  • 料理酒:大さじ4
  • みりん:大さじ2
  • 鶏ガラスープの素:大さじ1

作り方

  1. きりたんぽの準備
    • 温かいご飯をすり鉢に入れ粘りが出るまで棒でつぶす。
    • 手に水をつけてつぶしたご飯を3つの俵型に成形。
    • 割りばしにご飯を巻き付け形を整える。
    • 焼く前にフライパンで中火で20分ほど焼いて焼き目をつける。
  2. 具材の準備
    • ごぼうは皮をむいてささがきにし水にさらしておく。
    • 長ねぎは斜め切り舞茸は小房に分ける。
    • せりは根元を切り落とし食べやすい大きさに切る。
    • 鶏もも肉は一口大に切る。
  3. 鍋の調理
    • 鍋に水と比内地鶏スープを入れ中火で加熱。煮立ったら鶏肉を加えアクを取りながら煮る。
    • 鶏肉が煮えたらごぼうと舞茸を加えさらに5分ほど煮込む。
    • 最後に長ねぎと焼いたきりたんぽ、せりを加えひと煮立ちさせて完成。


秋田の味を自宅に!こだわり食材

秋田の厳選食材にこだわることで本場の味に近づきます。用意するのは4つ

  1. あきたこまち米
  2. 比内地鶏
  3. 比内地鶏スープ
  4. 足長せり

お米はモチモチ食感のあきたこまち、比内地鶏の豊かな香り、足長せりのシャキシャキとした食感。これらの食材の特徴や入手方法について詳しく解説していきます。

あきたこまち米の選び方と特徴

「きりたんぽ」は特別な食感と味わいが特徴。モチモチとした食感がありご飯の甘みと焼いた時の香ばしさが醤油ベースのスープとよく合います。

きりたんぽ鍋がおいしい理由は、この食材同士の相性の良さ。秋田県の「あきたこまち」というお米が最適。あきたこまち米はちょうど良い粘りと弾力があり、きりたんぽ作りに向いています。

あきたこまち米のおすすめは秋田県南産の特Aランク。こだわりたい方は購入先や選び方、美味しい炊き方の記事をご覧ください。


三関せりの風味

「きりたんぽ鍋」にかかせないのが長くて根がついたせり。白く長い根の三関せりがおすすめ!三関せりは秋田県湯沢市の伝統野菜。

湯沢市の三関地域は山からの豊富な水があるので質の良いせりが育ちます。とくに寒冷地のせりはゆっくり成長するため寒くなると葉茎より根が伸びます。

収穫後は徹底した洗浄を行うため根まで食べられるセリとして市場に流通。ちなみにせり鍋も大人気。


SNSでも話題に…



秋田県産比内地鶏

日本には有名な地鶏がいくつかありますよね。秋田県の比内地鶏、愛知県の名古屋コーチン、鹿児島の薩摩地鶏など。なかでも秋田県の比内地鶏は特別な特徴があります。

比内地鶏の肉は低脂肪で適度な歯ごたえがあり噛むと豊かな味と香りが広がります。


比内地鶏は肉質だけでなく骨から取れる濃厚な出汁も特徴。この出汁がきりたんぽ鍋に深い味わいを与えます。本格的な味を求めるなら比内地鶏は欠かせません。

比内地鶏の旨みが凝縮!スープの秘密

比内地鶏スープも売られています。きりたんぽ鍋の味の決め手はなんといってもスープ。比内地鶏の引き締まった肉質と適度な脂肪分がスープに溶け込みコクのある味わいを生み出します。スープがあれば便利。


具材の選び方と代用食材

本場の材料が手に入らなくても大丈夫です。似た食材で代用すれば本場の味に近づけられます。季節や地域に応じて身近な食材でアレンジしてみましょう。

せりの代わりに使える野菜

きりたんぽ鍋の風味を損なわずにせりの代替できる野菜を紹介します。

  • 水菜:シャキシャキとした食感と軽い辛みがありせりに似た風味を演出
  • 春菊:独特の香りと苦みがあり鍋に深みを与えます
  • 小松菜:栄養価が高くせりに近い食感
  • 三つ葉:香りが良く見た目もせりに似ている

これらの野菜は、せりの代わりとしてきりたんぽ鍋の魅力を損なうことなく楽しめます。

比内地鶏の代替肉

比内地鶏は特別な味と食感がある高級な鶏肉。なかなか手に入りません。代わりに使える鶏肉はこちらです。

  1. 名古屋コーチン:比内地鶏に似た味と食感の高級な地鶏
  2. 若鶏のもも肉:脂が多いもも肉を選ぶと濃い味に
  3. 鴨肉:比内地鶏ほど濃くありませんが独特の味が鍋に合います

代わりの肉を使うときは火の強さや焼く時間を調整して比内地鶏に近い味と食感を出すのがコツ。こうすることで本場の味に近づけることができます。

きりたんぽ鍋をお取り寄せ!おすすめの販売店

秋田の本場のきりたんぽ鍋を楽しめる老舗販売店を紹介します。冷凍・冷蔵、人数に合わせたセット、単品など様々な選択肢があります。

紹介するお店は、きりたんぽは伝統的な製法で作られ秋田こまち米100%使用。米の旨みを最大限に引き出し新鮮さを保つため作りたてを提供。

比内地鶏のスープは半年間自由に育てた鶏を6時間かけて煮込んで作ります。濃厚で添加物不使用、醤油と舞茸で味付けした深い味わいが特徴。


食材を入れる順番

きりたんぽ鍋セットは食材を入れる順番も大事。通常は食材を入れる順番や調理方法が書かれているのでそれに従えばOK。ここではきりたんぽ鍋の基本的な作り方をサクッと説明します。

  • 鍋にスープ、比内地鶏カット肉、比内地鶏肉だんごの順に材料を入れる
  • ひと煮立ちしたらアクを取り除く
  • ささがきごぼう、舞茸、糸コンを入れフタをしてひと煮立ちさせる
  • きりたんぽ、ねぎを入れる
  • 煮立ったら、せりを入れてフタをしすぐに火を止める

参考動画で確認ください

YouTube 比内地鶏・地のもん王国


きりたんぽ鍋のシメ

きりたんぽ鍋のシメは醤油ベースに合うものならなんでもOK。とくに人気のシメ食材を紹介します。

  • ご飯: 雑炊にして鶏の出汁や野菜の旨味を楽しむことができます
  • 稲庭うどん: 秋田の特産品できりたんぽ鍋のシメとして人気
  • ラーメン: きりたんぽラーメンは絶品!


秋田の伝統的な漬物と小鉢で風味アップ!

きりたんぽ鍋を引き立てるサイドメニューとして秋田の伝統的なお漬物や小鉢が欠かせません。特に「いぶりがっこ」「ナタ漬け」はきりたんぽ鍋との相性が抜群。

いぶりがっこ :いぶりがっこは秋田の名物漬物で燻製大根を米ぬかと塩で漬けます。スモーキーな香りと甘じょっぱい味が特徴。パリパリ食感がきりたんぽ鍋と好相性。クリームチーズや酒のおつまみにも人気。

ナタ漬け :ナタ漬けは秋田の伝統的な漬物。大根を厚切りにし甘酒と塩で漬け込みます。ザクザクとした食感と自然な甘みが特徴できりたんぽ鍋の味を引き立てます。

その他のおすすめ小鉢

  1. 舞茸の天ぷら:香ばしさと食感が鍋との相性が良く人気
  2. おひたしや和え物:ほうれん草や小松菜のおひたし
  3. 山菜料理:季節に応じて山菜を使った小鉢も鍋との相性抜群

これらのサイドメニューを組み合わせることで、きりたんぽ鍋の味わいがより一層引き立ちます。ぜひ加えてみてくださいね。

ナタ漬けのレシピはこちら


きりたんぽ鍋に合うお酒

画像:楽天市場

きりたんぽ鍋には秋田の日本酒、ワイン、ビールがおすすめ。秋田の日本酒はきりたんぽ鍋との相性が抜群。とくに以下の銘柄がおすすめです。

  • きりたんぽ with 秋田酒こまち:きりたんぽ鍋だけに合わせた日本酒が新発売!フルーティーな香りと米の美味しさを楽しめる日本酒。

  • ゆきの美人 純米大吟醸:「ゆきの美人」の特徴は香りがおだやかで口あたりがやわらかくすっとした切れ味があり、きりたんぽ鍋と相性が良い。

  • 雪の茅舎 山廃純米:山廃仕込みでありながら飲みやすく、きりたんぽ鍋のような旨味の強い料理に負けない味わい。


ワイン :きりたんぽ鍋にはワイン全般がよく合います

  1. コクのある白ワインは風味豊かな鶏出汁に合う
  2. 軽めの赤ワインは鶏肉やゴボウ、キノコの味わいと相性が良い
  3. ロゼワインは鶏肉と相性が良くスープの濃さに合わせて選べば調和のとれた組み合わせに
  4. スパークリングワインはスープのコクと合いながら口の中をさっぱりさせてくれます

ビール :きりたんぽ鍋におすすめのビール

  1. ラガーやIPA(インディア・ペールエール):軽やかで飲みやすく鍋の旨味を引き立てる
  2. 黒ビールやフルーツ系ビール:鍋の風味を引き立てる効果
  3. クラフトビール:秋田県産のクラフトビールは地元料理との組み合わせを意識した製法


好みに合わせていろんな組み合わせを楽しんでみてください。

とくにきりたんぽ鍋に合わせる日本酒は辛口や爽酒系がおすすめ。辛口の日本酒はきりたんぽ鍋のコクと旨みを引き立てスッキリとした爽やかな味わいになります。

きりたんぽ鍋に関するQ&A集

Q
きりたんぽ鍋に入れない方が良い食材はありますか
A

きりたんぽ鍋は秋田県の伝統的な料理。この鍋の特別な味を守るために入れない方がいい食材があります。

例えば…

  1. 白菜:水分が多く出汁を薄め他の具材との相性も悪い
  2. 椎茸:舞茸の風味を薄め鍋全体の香りのバランスを崩す
  3. 人参:伝統的なレシピになく強い風味と色で鍋のバランスを崩す
  4. 練り物や魚:鍋本来の風味を損ない伝統的に避けられてい
  5. キャベツやレタス:水分が多く出汁の味を薄める
  6. チーズ、トマト、ソーセージ:強い味や香りが繊細な出汁と合わない

化学調味料も使わないようにしましょう。

Q
比内地鶏スープがない時の代替えを教えてください
A

市販の鶏ガラスープの素や昆布、干し椎茸などで出汁を取るのに最適。その後、塩や醤油で味を調整し好みの風味に仕上げましょう。ちなみに味噌は合いません。

Q
きりたんぽ鍋を取り寄せるとき気をつけることはありますか?
A

きりたんぽ鍋を注文する時は次のことに気をつけましょう。

  1. 品質と賞味期限:賞味期限に注意。冷凍品の解凍後は早めの消費を。
  2. 配送方法:温度管理が重要。信頼できる業者から購入し配送条件を確認。
  3. 米の品種:きりたんぽには主にあきたこまち米を使用。他の米品種は食感が変わります。
  4. 季節性と地域性:秋冬が旬。地域による違いあり。秋田食材で本場の味を。
  5. アレルギー:成分を必ず確認。

これらのポイントに気をつけると美味しいきりたんぽ鍋が楽しめます。きりたんぽ鍋をお取り寄せ!おすすめの販売店の信頼できるお店で買うことも大切。

さいごに

きりたんぽ鍋は秋田の伝統的な郷土料理。家族や友人と一緒に楽しむ温かい鍋料理で寒い季節にぴったり。自作するのもお取り寄せするのもどちらも楽しいです。

最近では秋冬だけでなく春から初夏の肌寒い季節の変わり目にもキャンプ飯として人気。様々な場面できりたんぽ鍋を楽しんでみてはいかがでしょうか。



キャンプやBBQで楽しみたい方はこちらの記事

スポンサーリンク
ブログで紹介した以外のおすすめアイテムあります!
スポンサーリンク
シェアする
みこをフォロー
タイトルとURLをコピーしました