PR

旅行中の巨大地震・津波への備え完全ガイド

リフレッシュ旅

最近は大きな地震が多く旅行はどうしたらいいか不安になりますよね。

でもしっかり事前準備と正しい行動の知識があれば安心して旅を楽しむことができます。

この記事では、旅行中の地震・津波対策について事前にチェックすることや災害時に持っていると便利なもの、状況別の行動をお伝えします。

情報は政府気象庁の公的機関や私が経験した東日本大震災から学んだ教訓をまとめました。

安心して楽しい旅行を楽しむためにチェックしてみてください。

スポンサーリンク

旅行前の地震対策6選

いざというときに落ち着いて行動できるよう出発前に準備を始めましょう。

  1. 目的地の地震リスクを徹底リサーチ
  2. もしもに備えて地震情報収集の確保
  3. 宿泊施設の防災対策も入念にチェック!
  4. 交通機関がストップした場合の備えも忘れずに
  5. 旅行専用の防災ポーチを作ろう!
  6. 車旅の備えも万全に

それでは詳しくお伝えしていきます。

目的地の地震リスクを徹底リサーチ

旅行前に行き先の災害リスク2つを調べることをおすすめします。

  1. ハザードマップ国土交通省ハザードマップポータルサイトでは様々な災害リスク情報を地図上で確認できます。目的地が安全な場所にあるか確認。

  2. 過去の災害記録:その地域で過去に起きた災害を調べましょう。どんな災害が起きやすいか分かります。気象庁「日本付近で発生した主な被害地震」でチェック。

これらを確認すれば旅行先でどんな災害に気をつければいいかある程度、予測できます。

もしもに備えて地震情報収集の確保

出発前に地震情報を素早く確認できるよう準備しましょう。

役立つウェブサイトやアプリをスマホに登録しておくと便利です。

災害時には公的機関が発信する正確な情報を入手し誤った情報に惑わされないよう気をつけたいですね。


宿泊施設の防災対策も入念にチェック!

宿泊先の防災対策を事前にチェックしておくと安心です。

ホテルや旅館に直接問い合わせたり公式サイトで確認しましょう。

  • 避難経路: 非常口や避難経路の位置を事前に確認。緊急時に冷静に安全な場所へ移動できます。可能なら実際に避難経路を歩いてみてください。

  • 備蓄品: 宿泊施設の備蓄品(食料、水、毛布など)を確認。

  • 防災マニュアル: 多くの宿泊施設には防災マニュアルがあります。チェックイン時にフロントで確認。

  • 通信手段: 災害時の通信手段を確保するため部屋の固定電話の使い方も把握しておくと安心です。


交通機関がストップした場合の備えも忘れずに

もしもの時に備えて交通機関が止まった場合のことも考えておくといいですね。

歩いて移動できるルートを確認したり現地の交通事情をチェックしておくと安心。

以下を参考にしてみてください。

  • 徒歩での移動計画: 宿泊先の駅、バス停、避難所への経路
  • 交通情報の確認: 現地の交通代替手段(タクシー、レンタサイクルなど)

旅行の際はスニーカーを選ぶことが多いと思いますが長時間歩いても疲れにくい靴がおすすめ。

旅行専用の防災ポーチを作ろう!

コンパクトな持ち歩きの防災ポーチを準備することをおすすめします。

100均などで防災ポーチの中身をアレンジしてみてください。

  • ミニライト
  • 充電器
  • 絆創膏・薬
  • 現金
  • マスク
  • 軍手
  • ウエットティッシュ
  • 小さめのお菓子
  • コンパクトな雨具
  • 防水性のあるメモ帳とペン
  • 防災用ホイッスル・鈴(音が鳴るもの)

みこ
みこ

防災用ホイッスルは声が出せない状況や、がれきの下でも音で助けを求める大切なグッズ!も携帯しましょう。


SNSでみなさん工夫されてます。参考にしてみてくださいね。

まだ持ち歩き用の防災ポーチを持っていない方は旅行を機に用意しませんか。

Amazonで防災ポーチを見る


車旅の備えも万全に

車で旅行する方は、車内での避難や車中泊が必要になるかもしれません。

車の長時間滞在に備えて避難グッズを用意しておくと良いでしょう。

例えば、お水や軽食、毛布、携帯用トイレなどを車に積んでおくと安心です。

Amazonで車に積んでおく防災グッズを見る


地震・津波発生時の行動8選

災害はいつでもどこでも起こる可能性があります。

場所によっては、とっさの行動や判断が違うので知識を入れておきましょう。

  1. 海で地震が起きたら津波に備える
  2. 山で地震が起きたら落石や土砂崩れに注意
  3. 街中で観光中に地震
  4. 宿泊施設で地震
  5. 入浴中に地震
  6. 車の運転中に地震
  7. エレベーターの中で地震
  8. 電車・バスに乗車中に地震

場所別の対応方法を詳しくお伝えしていきます。

海で地震が起きたら津波に備える

海岸近くで強い揺れや津波警報を感じたらすぐに高台へ避難。

  • 津波: 地震発生後すぐに高台や津波避難ビルに避難。
  • 高波: 波の高さが急変する可能性あり。海岸から離れる。

もしものために「津波標識」の確認を!

津波の危険がある場所では「津波注意」「避難場所」を示す標識を確認。

ハザードマップで危険箇所と避難場所を事前にチェック。

画像 日本気象協会


海水浴場では「津波フラッグ」による視覚的伝達が行われています。

海の中にいるときは緊急速報アラームが鳴らなくてもフラッグを見つけたら避難の合図だと認識してくださいね。

画像 気象庁

こちらのフラッグが見えたら海から離れ高台に避難!

山で地震が起きたら落石や土砂崩れに注意

もしも登山やキャンプ、森林浴など山の中で地震に遭遇したら怖いですよね。
そんな時は次の行動を意識してください。

  • 土砂崩れ: 急な斜面や崖の近く川沿いは注意。安全な場所に移動。
  • 落石: 落石の危険がある場所では立ち止まらない。

急傾斜地や崖下にいるときは揺れが収まるまでじっくり待って、それから安全な場所に移動。

もしも落石があったらリュックなどカバンを頭の上に持ってきて頭や首を守りましょう。

街中で観光中に地震

街にいるときはブロック塀や自動販売機など倒れてきそうなものから離れましょう。

  • 建物倒壊: 広場や公園など開けた場所に移動。頭上からの落下物に注意。
  • 火災: 煙を吸わないようハンカチなどで口と鼻を覆い姿勢を低くして避難。

信号機や電柱、看板、窓ガラスの破片が落ちてくる可能性があります。

できるだけ早くそういった場所から離れて頭を守りながら低い姿勢をとり揺れが収まるまで待ちましょう。

宿泊施設で地震

地震発生時は、まず頭部を守りましょう。テーブルの下や座布団などで頭を守り窓から離れて安全な場所を確保。

避難の際は出口や階段に慌てて殺到するのは危険。宿泊施設のスタッフや誘導係員の指示に必ず従いましょう。

入浴中に地震

宿泊施設で入浴中に地震が起きたら慌ててしまいますよね。すぐに逃げようとすると滑って転んでしまうかもしれません。

まず、揺れを感じたら風呂のドアを開けましょう。窓ガラスや鏡が割れる可能性があるので洗面器で頭を守りながらバスタブにつかまり揺れが収まるまで待ちます。

揺れが収まったらタオルを巻いて安全な場所に避難。

温泉地の露天風呂では岩や木が倒れてくる可能性があります。とにかく頭を守りながら揺れが収まるまで待ちましょう。

車の運転中に地震

車の運転中に地震が起こったらゆっくりとスピードを落としながらハザードランプを点灯。周囲の車に知らせます。

道路の左側に寄せて安全な場所に停車。できるだけ橋や高架下、トンネルは避けましょう。停車後はエンジンを切りカーラジオをONにして最新情報を確認。

揺れが完全に収まり周囲の安全が確認できてから次の行動を判断。

車に脱出用ハンマーを常備することをおすすめします。

川への転落や崖崩れで車が埋まった際、ハンマーでシートベルトを切って窓ガラスを割り脱出するなど多くの人命が救われています。


エレベーターの中で地震

エレベーター内で地震に遭遇したらすべての階のボタンを押してください。

いちばん近い階で止まってくれる可能性が高くなります。その後は階段を使って避難しましょう。

電車・バスに乗車中に地震

電車やバスに乗っているときに地震が起きたら安全のために「つり革」や「手すり」をしっかり握りましょう。

急に止まるかもしれないので足をしっかり踏ん張って、できるだけ低い姿勢を保つのがコツ。窓ガラスから頭を守ってください。

車掌さんや誘導員さんの案内をよく聞いてみんなで落ち着いて行動すれば大丈夫です。


安否確認の手段2選

災害時の家族間の安否確認は重要ですよね。

実際に東日本大震災で役立った安否確認方法を紹介します。

  1. 災害用伝言ダイヤル
  2. 公衆電話の場所をチェック

結局…こちらの2つが役立ちました。

災害用伝言ダイヤル

災害時、被災地の電話番号向けに「171」をダイヤルすることで音声による安否情報の録音・再生が可能です。

一般電話や公衆電話はもちろん一部のIP電話にも対応しているため幅広い通信手段から利用が可能できます。

災害用伝言ダイヤル(171)ご利用方法

事前に家族で「171」の使い方を確認して、もしもの時にも慌てずに使えるようにしておきましょう。

ちょっとした練習が、いざという時の大きな安心につながります。

公衆電話の場所をチェック

大きな災害が起きると携帯電話や固定電話が使えません。

東日本大震災のときも携帯電話の音声通話がほとんど使えず多くの人が公衆電話に殺到しました。

いざという時のために目的地近くの公衆電話の場所を確認しておくと安心です。

公衆電話用の小銭と電話番号を書いたメモを携帯しておきましょう。

公衆電話の設置場所はウェブサイトから検索できます。

NTT東日本「公衆電話設置場所検索

NTT西日本「公衆電話設置場所検索


さいごに

旅行中の地震の不安は

「慣れない場所で対応しなければならない」「交通がストップしたら帰れないかもしれない」

と思う方が多いと思います。

でも、これらの不安は事前に調べたり現地で対応したりすることである程度解消できます。

大切なのはどこにいても「命を守る行動」をとること。

地震対策の基本は旅行先であっても普段の生活環境であっても本質的に変わりません。

どこにいても安全な場所を見つけ頭を保護し揺れが収まるまで待機するなどの基本的な行動が求められます。

現地で周囲を見渡し「ここで巨大地震が起こったら何が危ない?どこに逃げる?」を常に想像するだけでも「とっさの行動」につながります。


事前準備と心構えで地震の不安を最小限に抑え思う存分、旅行を楽しみましょう!

最近はクマの出没や被害も多発してますね。心配な方はこちらの記事もご覧ください