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「賃上げ」の裏で笑う若手・泣く40代|元人事15年が明かす「黒字リストラ」の残酷なターゲット基準

働き方を整える
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「初任給大幅アップ!」「歴史的賃上げ!」 毎日のように、こんな景気のいいニュースがテレビやネットを賑わせていますよね。

でも30代後半〜40代、そして50代のミドル層のみなさんは、このニュースを見て素直に喜べていますか?

「自分の給料は全然上がらないのに…」「むしろ、このしわ寄せはどこに来るんだ?」と心の奥底で薄ら寒い不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

ズバリ言います。

若手の待遇アップの「原資」はミドル層の給料やポジションから捻出されます。

企業は今、赤字だからリストラするわけではありません。過去最高の利益を出していても将来の生き残りと若手確保のために人件費の構造をガラリと変えようとしているのです。

前職で人事戦略部門に15年いた私からすると今の状況はまさに「嵐の前の静けさ」

今回は、会社が裏でどんな残酷な基準で「リストラ(人員適正化)」を進めているのか。そして、この激動の時代に私たちがどう身を守ればいいのか元人事のリアルな視点でお話ししたいと思います。

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人事の本音|残酷すぎるターゲット基準

会社が「誰を削るか」を決める際、決して表には出さない裏基準を少し辛口ですが暴露します。

基準1:忖度なし!とにかく「人件費が高い順」

現場で汗を流して働いていると「自分は今の部署の中心で実務を回しているから大丈夫」「私がいなくなったら、このプロジェクトは絶対に回らない」と思いがちですよね。

でも経営陣や人事の算盤は、みなさんが想像する以上に冷酷です。

人事がリストラのシミュレーションをする際に見ているのは、あなたの仕事への熱意ではなく「数字(人件費)」

どれだけ実務を担っていようが、どれだけ後輩から慕われていようが「単純に人件費が高い(特に40代後半〜)」というだけで真っ先にリストラの候補リストに名前が挙がります。

「あの人がいなくなったら部署が崩壊する!」という現場の悲鳴すら彼らには響きません。万が一回らなくなっても残った人間でなんとかさせるか外注すればいいと考えているからです。

とにかく「高い固定費のカット」が最優先なのです。

基準2:「早期退職」は問題社員を一掃する絶好のチャンス

「ミドル層のセカンドキャリア支援」「新しい挑戦を応援します」 会社は早期退職を募る際、こんな綺麗な言葉を並べますよね。

でも裏の目的は別です。退職勧奨の空気に乗じて「扱いにくい20代の問題社員」もターゲットに含めて追い出しにかかるのが人事の常套手段だったりします。

「若手だから安全」というわけでもなく会社にとって都合の悪い層を一網打尽にするための絶好のチャンスとして利用されているのが現実。

究極の2択|面談室で繰り広げられる「退職勧奨」の生々しい手口

日本の法律では、企業は従業員を簡単に「解雇」にはできません。だからこそ人事は巧妙な心理戦を使って「自分から辞める」ように仕向けるんです。

手口:「割増退職金」それとも「地獄の異動」か

いざターゲットにされると個別の面談室に呼ばれます。そこで人事は、目の前に美味しそうなニンジン(割増退職金や再就職支援など)をぶら下げます。

「今ならこんなに条件がいいですよ」と。それと同時に、こう告げるのです。

「もし会社に残るという選択をするなら来月からこの部署に行ってもらいます」提示されるのは本人がこれまで培ってきたキャリアとは全く無縁の部署や年下の上司の下での単純作業など明らかにプライドが傷つくような嫌がる役割です。

「好条件で辞めるか、しがみついて地獄を見るか」

実質的な2択を迫り精神的に追い込んで自ら退職届を書かせるように誘導します。

💡 迷ったときのヒント もしあなたが今、会社からの理不尽な扱いや退職勧奨を受けて「辞めるべきか、残るべきか」と心が揺れているなら、一人で抱え込まないでください。

感情的にならず冷静に状況を見極めるための「「会社の辞めてほしいサイン」 」をこちらの記事でまとめています。迷子になりそうなときは、ぜひ読んでみてください。

分かれる明暗:「笑って去る人」と「しがみつく人」

この面談の場で残酷なほど従業員の反応は二極化します。

前から自分のキャリアを棚卸しし退職や転職を視野に入れていた人は「えっ、辞めようと思ってたのに割増退職金までもらえるなんてラッキー!」と笑顔でハンコを押して去っていきます。

逆に会社に人生を丸投げしてなんの準備もしてこなかった人は、どんなに屈辱的な条件を突きつけられても会社にぶら下がろうとします。

この明暗を分けるのは、現在の仕事の能力差ではありません。

「外の世界(会社以外の場所)でもやっていけるという野心と自信の差」でしかないのです。

最後にモノを言うのは「専門スキル」よりも〇〇

では会社に依存せず、いつでも「あ、じゃあ辞めますね!」と笑って去れる側になるには今からどう準備すればいいのでしょうか?

専門スキル神話の崩壊と「ひと休み」の提案

よく「これからの時代、生き残るためには圧倒的な専門スキルを磨け!」と言われますよね。

でも優秀なスキルや資格を持った人は世の中に山ほどいますしAIの進化であっという間に代替されるリスクもあります。

「スキルさえあれば安泰」とは言えないのが現実。

💡 頑張りすぎて疲れてしまった方へ 「会社からのプレッシャーに疲れた」「でも今すぐ辞める決断もできない…」そんな風に心がすり減っている方は焦って次を探す前に「静かな退職(Quiet Quitting)」という働き方を取り入れてみるのもひとつ。

与えられた最低限の仕事だけをこなし残りのエネルギーを「自分の人生を整える時間」に使う。そんな心の守り方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

元人事が考える最強の生存戦略

私が組織を離れてフリーランスになっても、なんとか生きていけている理由。それは特別な専門知識があったからではなく「どこでも、誰とでもやれるコミュニケーションスキル」に自信があったから。

「新しい環境に飛び込んだとき」「未知の仕事に直面したとき」「価値観の違う世代の人たちと関わるとき」そこで柔軟に人間関係を構築し状況に適応していく力。

これこそが変化の激しい時代における「最大の武器」になります。いくらAIが発達しても仕事をお願いするのは「人」であり評価をするのも「人」です。

結局のところ最後は人間関係がモノを言うんですよね。

さいごに:会社にしがみつかない働き方を「整える」

会社はもう、私たちの人生を定年まで優しく面倒見てくれる「家族」ではありません。

あくまで自分の時間を切り売りして対価をもらう「取引先」の一つにすぎない。だからこそ理不尽なリストラや会社の業績に怯えて生きるのではなく、いつ肩をたたかれても「あ、わかりました。今までありがとうございました!」と笑顔で席を立てる準備をしておくこと。

それが自分の心と人生を守る最大の防衛策です。この記事が、みなさんのこれからの働き方や暮らしを整えるためのヒントになれば嬉しいです!

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