フリーランスになりたいけれど収入が不安定で踏み込む勇気がないと思っている方が多いのではないでしょうか。
わたしはフリーランスとしてwebライターと複数のマネタイズを始めて1年が経過。
会社員時代と比べると収入は半分以下に激減。でも幸福度はとても高く充実した日々を過ごしています。
会社員からフリーランスになると生活がどのように変化するのかフリーランス1年目のリアルを紹介します。
これからフリーランスを目指す方や始めたばかりの方はぜひ参考にしてみてください。
なぜフリーランスになったのか
「時間や場所に縛られずに働きたい」と思い大きな決断をしてフリーランスに転身。
毎日が新しい挑戦と発見でいっぱいで本当に「自分の人生を生きてる」感じがします。
仕事は前職の経験や暮らしている環境を活かしWebライターで人事、法律、旅行、地域情報など幅広いテーマで執筆中。
収入源を多様化するためにブログで広告収入やアフィリエイト、noteの有料記事もやってます。
最初の半年の月収は約10万円。現在は20万円まで増えました。今後さらに30万円、50万円と会社員時代の月収を超えることが目標です。
会社員からフリーランスになるためのロードマップや事前に準備することについて知りたい方はこちらをご覧ください。
フリーランス1年目のスケジュール(日・週)
フリーランスは自分で働く場所を選び自分で時間を管理する自由があります。これは私にとって大きな変化でフリーランスとしての最大の魅力のひとつ。
会社員時代とフリーランスの1日のスケジュールを比較してみました。
フリーランス1年目:1日のスケジュール
フリーランスになって一番変わったのは自分の生活に合わせて仕事時間を決められること。
通勤がなくなっただけで時間に余裕ができてストレスも激減。
会社員時代は週末に趣味や自己啓発、家事を詰め込んでいましたが今は平日でも仕事以外のことができるように。
朝活したり平日の夜に勉強したり自分らしく充実した毎日を過ごしています。
フリーランス1年目:1週間のスケジュール
生活リズムも大きく変わりました。朝早く起きて頭がすっきりしている午前中に集中して仕事をします。
午後はあまり頭を使わない簡単な作業でリサーチやSNS、noteやブログを更新。
仕事時間は平日の午前中に約6時間程度。
1年目は仕事が少なかったので勉強など自分の将来のために時間を使うことが多かったです。週末は完全フリー。
自分のペースで柔軟に時間を使えるのがフリーランスの醍醐味。
フリーランスのメリット
フリーランスとして働く最大のメリットは自分らしさを活かした働き方ができること。
努力が直接成果に結びつく喜びを味わえ同時に人生の生きがいを見出す機会も増えました!
それぞれ詳しくお伝えします。
働く時間や場所が自由に選べる
家にこもりきりでは飽きてしまうのでカフェや図書館で仕事をすることが多いです。
時にはパソコンを持って気軽に温泉でワーケーションも楽しみます。
車を所有しているので紅葉や桜の美しい景色が楽しめる場所に車を止めて車内でパソコン作業も。自然の中でコーヒーを飲みながら読書してリフレッシュしたりすることもあります。
興味のある分野の仕事に挑戦できる
会社員は会社から与えられた仕事をして会社の方針に沿ってキャリアを積みますよね。
フリーランスは自分の好きな分野や得意な仕事を選べるから「仕事をやらされている」という感覚がないんです。
フリーランスは新しく学ぶことが多く大変なこともありますがその難しさも楽しいとさえ感じます。
人間関係のストレス軽減
会社員は苦手な人とも仕事をしなければならないことがありますね。威圧的な上司や気まぐれな先輩に振り回されることも。
フリーランスの場合もクライアントがいるので人との関わりがなくなるわけではありません。
でも会社員ほど深い人間関係に巻き込まれることはないので精神的に楽です。
私は一緒に仕事をしたいと思える人とだけ関わるようにしています。たとえ仕事の単価が高くても精神的な負担が大きい人とは距離を置きます。
働く人を選べるのもフリーランスの特権!
収入アップの可能性
会社員の給料アップは簡単ではありませんよね。しかも会社の業績次第では個人の頑張りが報われないことも。
フリーランスの魅力は自分の努力が直接収入に反映されるところ!
例えば新しいクライアントさんを見つけたりより高単価のお仕事をゲットしたりスキルアップしたりと収入アップのチャンスがたくさん。
それに世の中の変化に合わせて仕事の種類や量を調整しやすいので経済の変動にも柔軟に対応できます。
フリーランスのデメリット
フリーランスのデメリットは経済的なリスクです。収入が保証されず収益は自分のスキルや仕事量に直結。
さらに社会的信用が低いため賃貸契約やクレジットカードの申し込みがスムーズに進まないことも。
収支や税金関係を全て自己管理も必要で仕組みを理解することが求められます。
フリーランスに限った話ではありませんが税金が生活を圧迫。
それぞれ詳しくお伝えします。
収入が不安定
フリーランスの収入は長期契約がないと不安定になりがち。長期契約を獲得すると安定感が増しますが初心者のうちは単発案件が多くなります。
自分で仕事を探し納品して報酬を得るため働けなかった月は収入が少なく多く働いた月は収入が増えます。自分のペースで働けるのは魅力的ですが固定給ではないため不安を感じることも。
でも「フリーランスが不安定で会社員が安定している」というのは過去の話。
業界によっては企業の体力が尽きて人員整理が行われています。会社員だからといって安心できるわけではありません。
結局のところ会社員でも完全な安定というものは存在しないと実感しています。
社会的信頼が低い
フリーランスとして働くと社会的な信用が低下すると言われています。
ローンや賃貸物件の審査が難しくなる可能性があり安定した年収があっても企業に所属していないというだけで信用の証明が困難。
でもフリーランス市場の拡大に伴いこれらの課題を解決する動きも加速。
フリーランス専用のクレジットカードやフリーランスが加入できる協会の設立、さらには法改正など多様なサービスや制度が整備されつつあります。
これらを上手く活用してフリーランス特有の不便さを解消していきたいです。
税金・社会保険料がかなりの負担に
健康保険や厚生年金は会社員時代には会社が半額負担してくれていましたがフリーランスになると全額自己負担。
頭では理解していたつもりでも実際に支払う金額を目の当たりにするとフリーランスの支出の多さに驚かされます。
会社員からフリーランスへ転身する際は社会保険料の試算が重要。社会保険制度の仕組みをしっかり理解しておくことが大切なのです。
自己管理の難しさ: 怠けてしまうと収入が減ってしまう
フリーランスの最大の課題は自己管理。私も働き始めてからこの点で苦労しています。
例えば「やる気が出ない時の対処」「集中力を保つ方法」「仕事と私生活のバランス」「効果的なリフレッシュ方法」これらの課題に日々取り組んでいます。
時には自分の能力を過大評価して難しすぎる仕事に応募することもあり断られると落ち込んでしまいます。
フリーランスとして成功するには自分の実力を正しく理解し適切に評価することが大切です。
フリーランスは自由な反面、誰も管理してくれません。自己管理ができないと生活が乱れる。これがフリーランスの最大の課題。
集中力が途切れないタスク分割法
「集中力が続かない」「仕事の先延ばしクセ」どちらも最大の敵。
大きな仕事を前にするとどうしても手が止まってしまいがち。たとえば、長い記事を書かなきゃいけないとき。「うわ、しんどい…」って感じで気づいたらYouTubeやゲームで現実逃避。
こんなときは「タスク分割法」がおすすめ。
仕事を細かいタスクに分類します。「今日はリサーチだけ」とか「まずは3章まで」みたいに小さな目標を立てると「これならできる!」って気持ちになれるんです。
この方法でモチベーションアップ&作業開始のハードルダウンしました。
やり方ははじめに大きなタスクを小さな具体的なステップに分割。タスクをスモール化(例:ライティング作業を「キーワード抽出」「競合記事チェック」などに分ける)
つぎにタスクを4つのグループに分類しひたすら順番に実行
- 簡単なタスク
- 整理整頓系タスク(家事)
- 集中力を要するタスク
- リラックスできるアクティビティ(読書・散歩)
この方法を使うと楽しみながら自然とタスクに取り組めるようになります。
集中力もグッと上がって作業がスムーズに。しかも達成感を味わえるのでやる気も持続しやすいんです。ぜひ一度お試しください!
それでも気分が乗らなければ思い切って休みにする…ですね。
フリーランスの不安定さとの向き合い方
収入の不安定さはフリーランスにとって最大の悩みのひとつ。
でも対策を取ることで安定した収入を得ることができます。
webライター初心者でも高単価案件を狙う方法が知りたい方はこちらをご覧ください。
フリーランス成功の秘訣
フリーランスとして成功するためのコツはたくさんありますが特に大切なポイントを紹介します。
これらのポイントを意識して実践すればフリーランスとして成功する可能性が高まります!
フリーランスに関するよくある質問
SNSでいただいた主な質問をまとめました。
フリーランスの事務管理や技術的な情報はネットに溢れていますがみなさんが本当に知りたいのは「実際にフリーランスになってどうか」というリアルな体験談や感想のようです。
よかったら参考にしてみてください。
- Qフリーランスに向いているのはどんな人でしょうか?
- A
フリーランスに向いているのは自己管理能力が高く新しい挑戦を楽しめる人です。自分で仕事を管理できて新しいことに挑戦するのが好きな人。時間を上手く使え常に学び続ける意欲があり人とうまくコミュニケーションが取れ、状況の変化に柔軟に対応でき自分で自分を高めていける人が成功しやすいでしょう。
- Qフリーランスは本当に「自由」なのでしょうか?
- A
フリーランスは本当に自由です。でもその自由には責任も伴います。仕事をきちんとこなせば次のような自由が得られます!
フリーランスになると生活がより楽しくなります。この特別な自由さがフリーランスの最大の魅力。
- Q会社員に戻りたいと思ったことはありますか?
- A
正直なところ会社員時代を懐かしく思うことは確かにあります。定期的な給与や福利厚生、同僚との交流など良い思い出もたくさんあります。
でもフリーランスになって得られた自由や充実感はそれらを上回る素晴らしいものなんです!
自分のペースで仕事ができる喜び新しいチャレンジに挑戦できる楽しさ、そして何より自分の人生を自分でコントロールできる満足感。
これは何物にも代えがたいもの。会社員時代を懐かしむ気持ちはあっても今の生活にはより大きな幸せを感じています。
- Q副業が順調でフリーランスへの転身を考えています。アドバイスをいただけますか?
- A
副業とフリーランス似ているようで実は大きな違いがあるんです。
副業はおこづかい的な感じですがフリーランスは生活の柱となる収入源。収入に波があることも覚悟しておく必要があります。それと副業とフリーランスで求められるスキルは実はかなり異なります。副業で成功してもそのままフリーランスで上手くいくとは限りません。
副業での経験はフリーランスへの良い練習になりますが完全に同じというわけではないんです。
さいごに
フリーランス1年目は大変でした。収入が安定せず仕事も少なくて不安の日々。
でもうまくいったり失敗したりを繰り返すうちにこれが自立への大切なプロセスだと分かってきました。
フリーランスになって自由が増えた反面、収入も安定しないし難しいこともたくさんあります。それでも会社員に戻りたいとは思いません。
フリーランスは人によって向き不向きがあります。だからみなさんにおすすめするわけではありません。
でもフリーランスに興味がある人にとっては今がチャンス。これまででいちばんフリーランスを始めやすい環境が整ってます。
興味があるならぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか!